Seiichiの部屋

東京都出身。5人家族の長男。学校の好きな教科は図書と図工。最近はまっているのはゲーム(スプラトゥーン・にゃんこ大戦争・大乱闘スマッシュブラザーズ)。習い事は剣道をしている。将来の夢はYoutuberと教師です。

昔話法廷(金の星社)

ジャンル/知識・学び

著者:今井雅子 /出版社:金の星社
カテゴリー:昔話

著者:今井雅子 /出版社:金の星社
カテゴリー:昔話

ぼくがこの「昔話法廷」を読み始めたきっかけは、教育番組で放送していたのが面白かったからです。あらすじは、それぞれの昔話のキャラクターが、昔話でしたことについてさいばんにかけられる、果たして、有罪なのか無罪なのか・・・というお話です。好きなキャラクターは「三匹のこぶた」さいばんのトン三郎です。なぜなら、もしトン三郎が有罪なら、トン三郎はとてもかしこいなと思ったからです。面白い場面は、どちらの意見にもうなずけるような決定的な証こが出てくるところです。お気に入りのシーンは、トン三郎のつくえの上から「オオカミの正しいころしかた」という本があったという証人もいれば、「オリガミの正しいおりかた」という本があったという弁護士がいるところです。ぼくがこの本をよんで思ったことは、「この昔話はどうなるかな」や、「早く続きがよみたい」と思いました。そして、先が読めないようなてんかいになるので、僕はこの本が好きです。

冒険者たち® 書評メンバー
Seiichi

「もし、昔話の主人公たちが訴えられたら?」という設定で裁判員制度について考える本、とのこと。設定もさることながら、知的なジャンルを読みこなせるのがさすがです。NHK教育テレビがもとになっているそうで、興味深い一冊です。ありがとうございます!

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